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【市況】インデックス売買中心だがシグナルは好転しつつある/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16727.52 (+366.81)
TOPIX  : 1314.93 (+27.03)

[後場の投資戦略]

 シカゴ先物にさや寄せした後は16600円近辺でのこう着とみていたが、予想以上に強い動きをみせている。日経平均は5日、25日線のほか、一目均衡表では転換線を突破してきている。遅行スパンは先週、下方転換シグナルを発生させていたが、大幅反発で上方シグナルを発生してきている。米利上げ観測を背景としたインデックスに絡んだ売買が中心となろうが、シグナルは好転しつつある。

 ただし、価格帯別出来高では商いが膨らんでいる16600-16800円のレンジ内での推移である。強弱感が対立しやすく、戻り待ちの売り圧力も意識されやすいところである。明確に上放れてこないと、さらに同水準での商いが積み上がる格好となり、戻り待ちの売り圧力が意識されやすいだろう。(村瀬智一)
《MA》

 提供:フィスコ

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