市場ニュース

戻る
2016年08月26日16時46分

【市況】<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2016年8月26日

 今週の日経平均終値は16360円71銭、前週末比185円11銭安でした。

 日経平均は6月の安値(1万4864円)形成以後、2カ月近く下値を切り上げ続けていますが、一方で上値は7月、8月と1万7000円辺りで塞がれ、上昇トレンドとは言い切れない形となっています。直近2カ月のチャートの形で言えば下値切り上げ型の三角もち合いとなるでしょうか。今年の日経平均が反発なり上昇なりする場面はほぼ100%円安に頼っています。明確に言えば急ピッチに進んだ円高の後の反動で起こる円安や日銀への期待から起こる円安ですが、今回の三角もち合いを上方ブレイクするにはやはりこの円安が必須で、そのためにはまず米国の利上げが最低限の条件となります。実際、利上げをしたからと言っても米国の実質金利は非常に低く、これで円安がトントン拍子に進むなどということはありません。これに加えて9月に日銀が大規模な追加緩和を実施することも必要でしょう。そこまでやってようやくちょっとした円安の波が起こせるかと思います。その時に1万7000円を上方へブレイクして行くのが、今考えられる最高のシナリオでしょうか。ただ、今の円高・ドル安は本質的にドル安の面が非常に強く、ベストシナリオ通りでも105~110円の円安が精一杯。円安にリンクした動きをするなら日経平均の上値も1万7000円台のどこかが戻り限界となりそうです。上値限定的な秋相場、投資家は徹底した逆張りスタンスで入ることが望ましいでしょう。(ストック・データバンク 編集部)

【関連記事・情報】

日経平均