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2016年08月26日11時40分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:カプコン、太平洋セメ、新日鉄住金

カプコン <日足> 「株探」多機能チャートより
■PCデポ <7618>  778円  +49 円 (+6.7%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 ピーシーデポコーポレーション<7618>が6日ぶりに反発。高額のサポートサービスの解約を巡るネットへの投稿を受けて株価は急落し、25日には721円の安値をつけ、騒動が発覚した今月中旬から株価の下落率は約5割に達した。この日は、目先の底値到達期待からリバウンド狙いの買いが入っている様子だ。ただ、依然強弱感は対立しており、買い一巡後は売り物が流入し上値を抑えられている。

■カプコン <9697>  2,245円  +126 円 (+6.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 25日、カプコン <9697> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.67%にあたる150万株(金額で33億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月26日から9月21日まで。

■小林製薬 <4967>  4,695円  +205 円 (+4.6%)  11:30現在
 25日、小林製薬 <4967> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.49%にあたる200万株(金額で80億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月26日から12月22日まで。

■太平洋セメント <5233>  297円  +12 円 (+4.2%)  11:30現在
 太平洋セメント<5233>、住友大阪セメント<5232>などセメント株に買いが先行し、全般軟調相場のなかで上値を慕う展開。足もとは国内セメント需要に回復の兆しが確認されている。7月の国内セメント販売は前年同月実績を4%下回ったが、セメントの先行指標である「地盤改良材」の販売が6、7月と急回復傾向にあることを26日付の日本経済新聞などが伝えており、2020年の東京五輪開催に伴う特需を反映して、秋口から来年初めにかけてセメント販売が大幅増加に転じるとの見方が強まっている。これを受けて、関連銘柄に株価見直しの動きが再燃している。

■新日鐵住金 <5401>  2,109円  +79 円 (+3.9%)  11:30現在
 新日鉄住金<5401>、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>など鉄鋼セクターへの買いが異彩を放つ。業種別では33業種のなかで一極集中的に買われ、唯一大幅な上昇をみせている。新日鉄住金やJFEの16年4~6月期決算は、資源安を背景とした鋼材価格などの販売価格下落や円高デメリット、在庫評価損などが直撃するかたちで営業損益段階から赤字に陥っているが、株価面では既に足もとの業績悪は織り込んでいる。市場では「ここ最近は鉄鋼だけでなく化学や非鉄などシクリカル銘柄の底入れの動きが意識されている」(準大手証券ストラテジスト)という。そうしたなか、鉄鋼は一部メディアの報道により今下期の自動車用鋼材の価格下げ止まり観測が浮上、売り方の買い戻しに加え、リバウンドを見込んだ実需買いが厚みを帯びている。

■エレコム <6750>  2,569円  +84 円 (+3.4%)  11:30現在
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が25日付でエレコム <6750> の投資判断「ホールド(中立)」を継続し、目標株価を2390→2580円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、17年3月期第1四半期決算について、スマホ関連向けの増収や採算管理の徹底で前年同期比27%増と大幅増益を達成したことを評価している。「ポケモンGO」の流行に伴うモバイルバッテリー需要の増加や、円高と売価管理徹底による原価率改善を踏まえ、17年3月期の連結営業利益を105億円→112億円(会社計画は96億円)、18年3月期を108億円→116億円にそれぞれ上方修正した。

■三菱ガス化学 <4182>  685円  +21 円 (+3.2%)  11:30現在
 SMBC日興証券が25日付で三菱ガス化学 <4182> の投資判断「2(中立)」を継続し、目標株価を630円→690円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、プラスチック樹脂や芳香族化学品を中心に石化系製品のマージンが想定以上に拡大していると報告。第1四半期の決算発表時に小幅に上方修正された上期・通期計画は保守的で上振れ余地が大きいとみている。同証券では、17年3月期の連結営業利益を260億円→320億円(会社計画は250億円)、18年3月期を275億円→315億円にそれぞれ上方修正した。

■花王 <4452>  5,413円  +153 円 (+2.9%)  11:30現在
 25日、花王 <4452> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.0%にあたる1000万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月26日から10月25日まで。

■カネカ <4118>  788円  +20 円 (+2.6%)  11:30現在
 カネカ<4118>が3連騰。医薬中間体などへの多角化を推進、今年2月にはバイオ医薬品向けの資材を手掛ける米ポール社と販売契約を結ぶなど、同分野での業容拡大への布石を打っている。また、原材料価格の低下により、石化製品を中心にマージンも想定以上に確保できている。時価はPBR1倍を下回り、化学セクター見直しの流れに乗る。SMBC日興証券では25日付で同社株の投資評価を「1」継続とし、目標株価を920円から950円に引き上げている。

■東京エレクトロン <8035>  9,176円  +92 円 (+1.0%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>が全般下げ相場に抗して反発、4~6月期決算発表を通過後、今月初旬を境に上値追い態勢を明示、5日移動平均線を支えに急勾配の戻り足を継続している。米アプライドマテリアルズの5~7月期決算が市場予想を上回ったことや、7月の北米半導体製造装置BBレシオが1.05倍と4カ月ぶりに前月比で上昇したことなどが買い材料として意識されている。信用取組は直近19日申し込み現在で0.92倍と売り長であることも買い戻しを誘発、7月20日の年初来高値9323円のクリアを視界に入れている。

■アインホールディングス <9627>  5,840円  -620 円 (-9.6%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 アインホールディングス<9627>が急落。25日取引終了後、17年4月期の第1四半期(5~7月)連結決算を発表し、売上高は578億1900万円(前年同期比10.9%増)、営業利益は22億8100万円(同15.8%減)と2ケタ減益に終わったことが嫌気されている。調剤薬局の新規出店およびM&Aを活用した事業規模の拡大により医薬事業は好調に推移したが、ドラッグストア事業で異業種間の統合・再編による競合が激化し、採算が悪化したことが全体の営業減益につながった。なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高2650億円(前期比12.8%増)、営業利益163億円(同11.5%増)を見込んでいる。

■TBSHD <9401>  1,392円  -98 円 (-6.6%)  11:30現在  東証1部 下落率4位
 TBSホールディングス<9401>が大幅反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が25日付で、レーティングを「ニュートラル」から「アンダーウエート」へ、目標株価を1840円から1020円へ引き下げたことが売り材料視されているようだ。消費低迷で主要広告主の出稿抑制傾向が強まるという循環的要因に加え、NHKとの視聴率競争激化や視聴者のテレビ離れの影響、ネット・イベント広告の台頭などの構造的要因で事業環境は悪化していると指摘。これに伴う収益低迷の長期化で株価が下落するリスクが高まっているとしている。

■クックパッド <2193>  983円  -36 円 (-3.5%)  11:30現在
 25日、クックパッド <2193> の前社長の穐田誉輝氏が、保有する同社株の大半にあたる1321万5000株を売却すると発表したことが売り材料視された。30日に受け渡しを終え、穐田氏は議決権ベースで14.73%を保有する第2位株主から2.4%の第4位株主となる。穐田氏は主要株主ではなくなるものの、今後も同社取締役兼執行役として経営に関与するという。株式の大量売却が需給に与える影響や、今後の経営体制の混乱を懸念する売りが向かった。

●ストップ高銘柄
 なし

●ストップ安銘柄
 なし

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