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【市況】11時時点の日経平均は続落、花王や鉄鋼大手が逆行高

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16414.19円(前日比141.76円安)で推移している。25日の米国市場でNYダウは33ドル安となった。利上げ観測の拡大から小幅下落でスタートすると、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に終日小動きとなった。こうした流れを受けて日経平均は70円安からスタートすると、じりじりと下げ幅を拡大して一時16373.07円(同182.88円安)まで下落する場面があった。足元では16400円近辺でのもみ合いとなっている。

個別では、トヨタ自<7203>、ファミリーM<8028>、7&iHD<3382>が2%超の下落で推移しているほか、ソフトバンクグ<9984>、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>などその他売買代金上位も全般さえない。業績観測の伝わったニトリHD<9843>は4%超下げている。また、第1四半期決算が減益となったアインHD<9627>や、TBSHD<9401>、WSCOPE<6619>などが東証1部下落率上位となっている。一方、自社株買いを発表した花王<4452>が堅調なほか、JFE<5411>や新日鉄住金<5401>の上げ目立つ。また、PCDEPOT<7618>が急反発しており、関西スーパ<9919>や大阪チタ<5726>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出している。

《HK》

 提供:フィスコ

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