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2016年08月25日10時01分

【市況】概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は3日ぶりに反落、原油と通貨ルーブルの同時安を受けてロシア株に売りが広がった


【ブラジル】ボベスパ指数 58020.04 +0.41%
24日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比302.16ポイント安(-0.52%)の57717.88で取引を終えた。58332.13まで上昇した後、一時57456.40まで下落した。

原油安が警戒され、資源銘柄に売りが広がった。先週の米在庫が予想外に増加したことや、イラン石油相が石油輸出国機構(OPEC)の非公式会議への出席について、まだ決めていないと発言したことが原油の売り圧力を強めた。国内では、7月の経常赤字が予想以上に拡大したことを受け、格上げ期待がやや後退した。7月の経常赤字は40億5000万米ドルとなり、前月の24億8000万米ドルと市場予想の36億米ドルを上回った。一方、指数の下値は限定的。テメル暫定政権による構造改革への期待が高まっているほか、インフレ鈍化が支援材料となった。

【ロシア】MICEX指数 1983.59 -0.30%
24日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比5.92ポイント安(-0.30%)の1983.59で取引を終了した。1989.51から1974.89まで下落した。

原油と通貨ルーブルの同時安を受けてロシア株に売りが広がった。先週の米在庫が予想外に増加したことや、イラン石油相が石油輸出国機構(OPEC)の非公式会議への出席について、まだ決めていないと発言したことが原油の売り圧力を強めたもようだ。国内では、財政赤字が予想以上に拡大するとの見通しが圧迫材料。メドヴェージェフ首相はこのほど、今年の財政赤字が国内総生産(GDP)の3%以上になる可能性があると発言した。

【インド】SENSEX指数 28059.94 +0.25%
24日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比69.73ポイント高(+0.25%)の28059.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同17.70ポイント高(+0.21%)の8650.30で取引を終えた。

中盤にマイナス圏に転じる場面もあったが、その後は再び買い戻された。前日の欧米市場の主要な株価指数がそろって上昇したことを受け、インド株にも買いが先行した。国内では、成長見通しの上方修正が好感された。

【中国本土】上海総合指数 3085.88 -0.12%
24日の上海総合指数は小幅ながら値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.83ポイント安(-0.12%)の3085.88ポイントと反落した。

人民元安の進行が懸念された。中国人民銀行(中央銀行)は人民元の対米ドル基準値を2日続けて元高方向に設定したにもかかわらず、上海の外為市場では元安に動いている。元安を背景に、国内資金が流出するとの不安がくすぶった。足元の売買代金縮小も逆風。23日の商いは上海A株市場で1790億人民元にとどまり、約2週ぶりに2000億人民元を割り込んだ。24日はさらに縮小し、概算で1680億人民元に細っている。「国有企業改革」や「供給サイド改革」の進展など政策期待を追い風に買われる場面があったものの、引けにかけて売りに押された。

《CS》

 提供:フィスコ

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