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【市況】東京株式(寄り付き)=手掛かり材料難のなか売り先行

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 25日の東京株式市場は、手掛かり材料難で方向感に乏しいなか、売り先行。寄り付きの日経平均株価は、前日比17円安の1万6580円と反落のスタートとなっている。午前9時現在の東京外国為替市場では、1ドル=100円50銭台での小幅な値動き。

 24日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比65.82ドル安の1万8481.48ドルと反落した。新規の手掛かり材料に乏しいなか、利益確定の売りが先行する展開となった。米原油先物価格が下落したことも売り材料視された。26日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演内容を見極めようとする手控え姿勢が続いている。ナスダック総合株価指数は、前日比42.383ポイント安の5217.695と3日ぶりに反落した。

 日程面では、7月の企業向けサービス価格指数、7月の外食売上高に注目。海外では、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議、27日まで)、7月の米耐久財受注が焦点となる。

 寄り付き時点の業種別では、空運、食料品、不動産、ゴム製品、パルプ・紙、海運などが買われている。半面、非鉄、鉱業、倉庫・運輸、石油・石炭、保険などは売られている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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