【市況】ETF売買動向＝23日大引け、全銘柄の合計売買代金1545億円

　23日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比32.9％増の1545億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同34.0％増の1427億円だった。

　個別ではｉシェアーズ　米国債ＥＴＦ <1363> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が新安値。

　そのほか目立った値動きではｉＰａｔｈ 商品指数連動受益証券発行信託 <2021> が12.50％高、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> が3.60％高、ＤＩＡＭＥＴＦＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ設備・人材投資指数 <1484> が3.48％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が3.44％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は6.42％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は3.96％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.72％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は3.66％安、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> は3.55％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が100円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金933億5800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金は973億500万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が176億2900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が93億3600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が85億4800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が61億1500万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が17億5400万円の売買代金となった。

株探ニュース