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【経済】(中国)ハッカー犯罪が横行、大学のテスト成績まで改ざん


中国におけるハッカー犯罪が横行している。新たな手口として大学のコンピューター・システムに侵入してテストを受けた学生の成績を改ざんし、合格させると報告された。

内モンゴル・フフホト市の裁判所はこのほど、大学のコンピューター・システムに不正侵入して学生成績の改ざんに関わった9人の被告人に対し、1年3カ月から5年の実刑を言い渡した。

侵入されたのは10カ所以上の大学で、主に病院や企業のキャリア形成コースで受験した従業員の成績改ざんに使用された。

専門家、多くの中国企業や大学などのコンピューター・システムのプログラムが作成された後、不正アクセスや攻撃に対するテストを十分に実施せず、そのまま使用するケースが多いため、今後はこうした事件が再発する可能性があると警告した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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