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2016年08月23日10時03分

【市況】概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値下がり、上値の重さが意識される

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

【ブラジル】ボベスパ指数 57781.24 -2.23%

22日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1317.68ポイント安(-2.23%)の57781.24で取引を終えた。59098.94まで上昇した後、一時57631.38まで下落した。ボベスパ指数はこの日、約2カ月ぶりの下落幅を記録した。


米早期利上げ懸念が再び高まっていることが圧迫材料。フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長は21日の講演で、米経済の先行きに強気のスタンスを示した。また、銀行の不良債権の増加懸念や、貸倒引当金の増加に伴う業績悪化懸念も金融セクターの売り材料。ほかに、2年半にわたって建設大手の腐敗調査がブラジル経済に打撃を与えているとの報告も、一段の景気減速懸念を強めた。報告によると、腐敗調査が開始してから建設業界では67万5000人の失業者を新たに作り出したという。

【ロシア】MICEX指数 1979.09 +0.99%
22日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比19.37ポイント高(+0.99%)の1979.09で取引を終了した。1979.09から1948.35まで下落した。

景気の底打ち観測が高まっていることが支援材料。経済開発貿易相は22日、7月の季節調整済みの国内総生産(GDP)上昇率(前月比)が0%となり、8月はプラスに回復するとの見通しを示した。前月同月比では7月の成長率は-0.6%となる。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落や、通貨ルーブルが米ドルに対して下落したことが足かせとなった。

【インド】SENSEX指数 27985.54 -0.33%
22日のインドSENSEX指数は続落。前日比91.46ポイント安(-0.33%)の27985.54、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.75ポイント安(-0.44%)の8629.15で取引を終えた。

買いが先行した後は売りにおされ、その後も安値圏でもみ合った。利下げ観測の後退が引き続き圧迫材料。インド準備銀行(中央銀行)の新構成メンバーについて、10月も利下げを控えるとの見方が優勢になっている。また、住宅市場の低迷も関連銘柄の売り手がかり。報告によると、7月の住宅成約額は7億6800万米ドルにとどまり、前年同月比で73%減少したという。

【中国本土】上海総合指数 3084.81 -0.75%
週明け22日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比23.30ポイント安(-0.75%)の3084.81ポイントと反落した。

徐々に下げ幅を広げる展開。指数は先週、約7カ月ぶりに3100台を回復し、それ以降ほぼ横ばいの値動きをしていたため、上値の重さが意識されている。深セン・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)実施認可を材料にした買いは先週で一巡しており、目先は新規の材料に乏しい状態だ。

《NH》

 提供:フィスコ

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