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【市況】東京株式(寄り付き)=米国株軟調と原油安受け売り優勢

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 23日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比48円安の1万6549円と反落。

 前日の米国株市場ではNYダウが小幅続落したほか、WTI原油先物価格が8日ぶりに急反落しておりリスク選好ムードが後退、市場エネルギー不足の続く東京市場でも買い手控えられる展開となっている。四半期決算発表通過で全般は買い手掛かり難の状況にあるが、日銀のETF買いの思惑を底流に下値では引き続き押し目買いが入ることが予想され、下げ幅も限定的なものにとどまるとの見方が強い。ただ、ここ株価との連動性が低くなっている為替相場だが、1ドル=100円を割れるような円高局面となった場合は主力株を中心に影響が出そうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、8業種前後が高く、値上がり上位に医薬品、電力ガス、建設など。値下がりでは石油、鉱業、鉄鋼、卸売、ガラス土石などが目立つ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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