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【市況】22日の中国本土株式概況:上海総合0.8%安と反落、インフラ関連さえない

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

22日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比23.30ポイント(0.75%)安の3084.81ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、24.43ポイント(0.75%)安の3229.34ポイントで引けている。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数は1.60ポイント(0.45%)安の354.40ポイント、深センB株指数は6.57ポイント(0.56%)安の1160.38ポイントで終了した。

徐々に下げ幅を広げる展開。指数は先週、約7カ月ぶりに3100台を回復し、それ以降ほぼ横ばいの値動きをしていたため、上値の重さが意識されている。深セン・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)実施認可を材料にした買いは先週で一巡しており、目先は新規の材料に乏しい状態だ。

業種別では、インフラ関連株が安い。ゼネコンの中国鉄建(601186/SH)が3.3%下落した。不動産株も下げが目立つ。大手の金地集団(600383/SH)が4.5%安で引けた。保険株や証券株、素材関連株、ITハイテク関連株、消費関連株、発電株なども売られる。

(亜州IR)

《MT》

 提供:フィスコ

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