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【特集】MRO Research Memo(3):7期連続の最高益更新へ着実な進捗

モノタロウ <日足> 「株探」多機能チャートより

■決算概要

(2) 2016年12月通期の連結事業計画に変更なし

MonotaRO<3064>の2016年12月通期連結事業計画は、期初の計画から変更なく、売上高71,076百万円(前期比23.5%増)、営業利益9,300百万円(同31.2%増)、経常利益9,295百万円(同30.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6,051百万円(同36.3%増)と、7期連続の増収増益を計画している。年度計画に対する第2四半期進捗率では売上高で46.8%、営業利益48.5%となっており、事業特性がストック型であり第3四半期以降に業績が伸びる毎年の傾向を勘案すると計画達成へ視界良好と言えよう。上期に改善の余地が見えてきた既存顧客の顧客単価に関しては、成長促進のためのプロモーションを強化する計画だ。

同社は業績に合わせて安定配当していく方針である。2016年12月期も増益計画を背景に通年で18円(第2四半期末9円、期末9円)と増配を予想する(前期は12円/年)。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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