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【通貨】外為サマリー:1ドル100円90銭台へ上昇、日米要人発言受けドル高・円安進行

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=100円87銭前後と前週末午後5時時点に比べ70銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=113円72銭前後と同30銭前後のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午後2時過ぎに一時100円94銭まで上昇。米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長が21日の講演で年内利上げを示唆したほか、日銀・黒田総裁は20日付の産経新聞のインタビューで「マイナス金利の一段の深掘りは可能」との認識を示した。米国からの早期利上げに向けた前向きな発言と黒田総裁の一段の追加緩和への積極的な姿勢が示されたことから、ドル買い・円売りが膨らみ100円90銭台まで上昇した。ただ、101円台に接近する場面では利益確定売りも膨らみ上値を抑えられた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1274ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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