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【市況】東京株式(前引け)=市場エネルギー低調も売り物薄で続伸

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 22日前引けの日経平均株価は前週末比38円93銭高の1万6584円75銭と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億8686万株、売買代金概算は7514億1000万円。値上がり銘柄数は1254、対して値下がり銘柄数は568、変わらずは149銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、売り買い交錯のなかでやや買い優勢となっている。前週末の欧米株市場は総じて軟調だったものの、外国為替市場で1ドル=100円台後半の推移と円高局面が一服していることから、売り圧力は弱い。ここ音無しの構えにあるに日銀のETF買いに対する思惑もあり、押し目が形成されにくくなっている。ただ、市場エネルギー不足は続いており、前場の売買代金は7000億円台にとどまった。

 個別では任天堂<7974>が高く、ファミリーマート<8028>、JR東日本<9020>なども買われた。さくらインターネット<3778>、マネーパートナーズグループ<8732>などフィンテック関連が値を飛ばし、ハーツユナイテッドグループ<3676>も高い。日機装<6376>も買いを集めた。半面、キーエンス<6861>が売られ、ファナック<6954>も冴えない。公募増資発表の日本水産<1332>は値下がりトップに売られた。日本写真印刷<7915>が利食われ、ルネサスエレクトロニクス<6723>も朝高後マイナスに転じた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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