市場ニュース

戻る
 

【特集】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家わらしべ氏:SシャワーはCD流通、音楽配信事業が好調

Sシャワー <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏(ブログ「テンバガーへGO!わらしべのブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----
※2016年8月17日21時に執筆

フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。

Sシャワー<4838>こと、スペースシャワーネットワークは日本最大級の音楽専門ケーブルテレビ局「スペースシャワーTV」をコア事業としていますが、ゲスの極み乙女、Suchmos(サチモス)など「アーティストマネジメント」事業を大きく伸ばしている企業として注目されています。

しかし、同社の「SPACE SHOWER MUSIC」における「Distribution」事業は業界でも「ダイキサウンド」と並ぶインディーズCD流通、音楽配信大手の一角として事業展開していることは一般的には知られていないと思います。

最近のバンド、ライブシーンにおいて同社ではマネジメント、CDレーベルをトータルプロデュースしている所属アーティスト、Suchmos(サチモス)が7月6日に3rd E.P.「MINT CONDITION」をリリースして ヒットしていますが、さらに同社がCD流通、音楽配信を手掛けている「WANIMA」が8月3日に2ndシングル「JUICE UP!!」をリリースし、オリコンランキング週間初登場第4位に入る初週売り上げを記録、それに伴い旧譜のシングル、アルバムも売り上げを伸ばしています。itunesダウンロードランキングにおいても第2位に入るなど音楽配信でも人気となっているようですね。
同社の業績においても今期第2四半期以降業績への寄与が見込まれるところと考えられます。

17年3月期連結業績は売上高が前期比8.9%増の140.50億円、経常利益は同156.0%増の3.50億円、純利益は同297.1%増の2.28億円を見込んでいます。
※7月29日には第1四半期の決算を発表し、売上高が前年同期比18.8%増の31.07億円、経常損益は前年同期赤字から黒字化の1.51億円、純損益は前年同期赤字から黒字化の0.95億円でした。経常利益は17年3月期業績見込である3.50億円に対し第1四半期段階で43.1%の進捗率、純利益は2.28億円に対し、同43.8%の進捗率となっており、非常に好調な業績推移と言えるでしょう。

年間配当予想10円(配当利回り1.98%)
株主優待を16.3月より新設(3月末100株保有株主に対して500円のクオカードを進呈)
株主還元にも積極的なところは好感できますし、無借金経営で財務体質も良好、NISA保有にも適す銘柄と思います。
Sシャワー 505円(7月16日終値)




執筆者名:わらしべ
ブログ名:テンバガーへGO!わらしべのブログ

《KS》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均