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【通貨】東京為替:ドル底堅い、安値では個人の買いを観測

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

19日午前の東京外為市場では、ドル・円は底堅い値動きとなった。99円台では個人の買いが観測されており、100円台中心の値動き。ドル・円は99円後半で寄り付いた後、個人のドル買いが入り、100円台を回復。また、日経平均株価の上昇を背景にドル買い・円売りの地合いが強まり、ドル・円は一時100円43銭まで上昇した。日経平均はその後マイナスに転じたが、ドルは個人の買いにサポートされ、100円台を維持した。

ランチタイムの日経平均先物は弱含んでおり、ドル買いは目先弱まる可能性があるだろう。ただ、米10年債利回りの上昇を背景に下値では買いが入りやすいため、アジア市場で100円を大きく割り込む展開は想定しにくい。


ここまでドル・円は99円88銭から100円43銭、ユーロ・円は113円36銭から113円88銭、ユーロ・ドルは1.1333ドルから1.1360ドルで推移した。


【要人発言】

・カプラン・ダラス連銀総裁

「2017年のエネルギー価格は上昇すると予想」

「低い中立金利が金融政策の正常化の阻害要因」

《MK》

 提供:フィスコ

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