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【経済】米国は12月追加利上げ実施が基本シナリオか!? SMBC日興証券(花田浩菜)

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

この先、8月中の市場での大きな話題と言えば、26日にジャクソンホールで予定されているアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長による講演ですね。

今週のドル円相場は『16日に99円台半ばへと大きく下落した後、17日には一旦101円台を回復したものの18日に再び100円を割り込むなど、不安定な値動き』となりました。その背景には米要人発言から見え隠れする、米国の金融政策への思惑があったようです。

16日、ダドリーNY連銀総裁は「追加利上げを実施できる時期は徐々に近づいている」と発言。同日アトランタ連銀総裁が「年内に少なくとも1回の利上げが適切」とコメントしています。さらに8/3には『利上げに最も消極的とされるシカゴ連銀総裁ですら年末までに1度の利上げを支持』すると発言。

こうした一連の要人発言を受けてSMBC日興証券では『FRBは12月の追加利上げ実施を基本シナリオと考えている可能性が窺えよう』とレポートで報告しています。

そんな中行われる26日のイエレン議長の講演は『市場が米国の利上げ時期について手掛かりを探るイベント』として、しっかり注目していきたいですね。

詳しくは8/19の「主要通貨デイリー」を見てみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《FA》

 提供:フィスコ

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