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【市況】11時時点の日経平均は反発、富士通が東証1部上昇率トップ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16511.77円(前日比25.76円高)で推移している。前日の米株高や原油価格の上昇に加え、為替相場がドル売り一服で1ドル=100円台に戻していることも好感され、日経平均は72円高からスタートした。寄り付き後は一時16613.04円(同127.03円高)まで上昇する場面があったが、前場後半に差しかかりやや伸び悩む展開となっている。前日に日本銀行の上場投資信託(ETF)買いが行われず、積極的に手掛けづらいといったムードがあるようだ。

個別では、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>といった自動車株や、三菱商事<8058>や三井物産<8031>といった大手商社株が買われている。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>などもしっかり。一部証券会社の投資評価引き上げが観測された富士通<6702>は8%超の上昇で東証1部上昇率トップ。その他、沖電線<5815>やSUMCO<3436>が上昇率上位に顔を出している。一方、任天堂<7974>が3%前後下げているほか、ファミリーM<8028>、NTT<9432>、花王<4452>、小野薬<4528>などが軟調。ソフトバンクグ<9984>は小幅安で推移している。また、フュージョン<4845>、PCDEPOT<7618>、アリアケ<2815>などが東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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