2016年08月19日09時32分 【材料】郷鉄工所が大幅続伸、未定としていた17年3月期業績予想を発表でアク抜け感強まる 郷鉄工 <日足> 「株探」多機能チャートより 郷鉄工所<6397>が大幅続伸。18日の取引終了後、第1四半期決算発表時に未定とした17年3月期業績予想について、売上高を46億5800万円(前期比21.6%増)、営業損益3億4900万円の赤字(前期6億9900万円の赤字)、最終損益3億600万円の赤字(同9億300万円の赤字)になりそうだと発表しており、前期決算発表時の予想である売上高61億9500万円、営業利益7200万円、純利益1000万円からは下方修正したものの、見通し発表でアク抜け感が強まっているようだ。 環境装置部門で、太陽光発電設備工事の一部案件の失注があったことに加えて、ライニング製品部門で、配管事業の廃止に伴う減少が生じたことが要因。また、太陽光発電設備工事の売掛債権の回収可能性を考慮した貸倒引当金繰入額の計上なども損益悪化につながったとしている。 出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)