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【市況】日経平均は72円高でスタート、三菱商事、三井物産が3%超上昇するなど大手商社が買われる/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16558.38 (+72.37)
TOPIX  : 1296.26 (+5.47)

[寄り付き概況]

 日経平均は反発してスタートした。18日の米国市場でNYダウは23ドル高となった。早期利上げへの警戒感から上値は重いものの、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことや原油相場の上昇が好感された。また、為替相場がドル売り一服で1ドル=100円台に戻していることもあり、東京市場では買いが先行している。

 売買代金上位では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>などが堅調。三菱商事<8058>と三井物産<8031>がそろって3%超上昇するなど大手商社が買われている。一部証券会社の投資評価引き上げが観測された富士通<6702>は7%を超える上昇となっている。一方、任天堂<7974>、ファミリーM<8028>、小野薬<4528>、アステラス薬<4503>、JR東<9020>などがマイナスで推移している。

 セクターでは、鉱業が3%超上昇しているほか、卸売業、輸送用機器が上昇率上位。反面、陸運業、食料品、医薬品などが売られている。
《WA》

 提供:フィスコ

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