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【通貨】NY為替:ドル弱含み、早期利上げに対する懐疑的な見方は変わらず

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、100円49銭から99円85銭まで下落し、99円89銭で引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げを急がないとの見方が強まり、ドル売りが優勢となった。


ユーロ・ドルは、1.1305ドルから1.1366ドルへ上昇し、1.1355で引けた。欧州中央銀行(ECB)が公表した7月理事会議事要旨の中で、英国の(EU)離脱決定による影響は概ね抑制されたとの見解が示されたことや、追加緩和の明確な示唆がなかったため、ユーロの買い戻しが加速した。ユーロ・円は、113円67銭から113円19銭へ下落。


ポンド・ドルは、1.3127ドルから1.3173ドルへ上昇した。英国が国民投票でEU離脱を決定したあと初めての消費動向となる7月の小売売上高は予想を上回ったことを好感し、ポンドの買戻しに拍車がかかった。


ドル・スイスは、0.9602フランから0.9537フランへ下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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