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2016年08月18日08時56分

【市況】自己株取得終了のソフトバンクグが重しか/オープニングコメント

ソフトバンク <日足> 「株探」多機能チャートより

 18日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうである。17日の米国市場は上昇した。小売決算が嫌気されて売りが先行したが、FOMC議事録の公表を受けて、緩やかなに上昇に転じている。FOMC議事録では、一部のメンバーが早期の利上げを支持した一方で、経済成長、雇用やインフレ率の改善を引き続き見極める必要があるとの合意に達した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の16660円となり、これにさや寄せする格好から売りが先行しよう。

 また、円相場は1ドル100円10銭辺りと円高に振れて推移している。再び100円台を下回ってくるようだと、売り仕掛け的な売買が出やすいとみられる。また、指数インパクトの大きいソフトバンクグ<9984>は、自己株式の取得が終了したことから、需給面での押し上げ効果がなくなったとの見方となり、売り仕掛け的な動きに向かいそうであり、日経平均の重しになりそうだ。

 日銀のETF買い入れや為替介入への思惑から下を売り込みづらい需給状況のなか、上値追いの流れも期待しづらいため、日経平均は5日線と25日線とのレンジ内でのこう着が続きそうである。原油相場の上昇を背景に資源関連には資金が向かいやすいだろうが、積極的な値幅取り狙いの対象にはなりづらいところ。
《AK》

 提供:フィスコ

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