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【市況】明日の株式相場見通し=主力株買いで続伸、外国人の買い姿勢に関心

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(18日)の東京株式市場は、引き続き主力銘柄を中心に買い優勢となり、日経平均株価は堅調な推移となりそうだ。輸出関連の主力自動車株や、大手銀行株に外国人投資家からとみられる買いが継続しており、これが下支えとなりそうだ。

 市場関係者からは「現地17日の米外国為替市場で、一時1ドル=99円台半ばまで進行した円高・ドル安傾向が、東京時間では円高進行に一応の歯止めがかかり、一時1ドル=101円台前半まで戻したことが、買い支援材料となり時価総額の大きな主力銘柄の上昇が目立った」との見方が出ていた。きょうの東証1部の値上がり銘柄数は927、対して値下がり銘柄数は919(変わらずは127銘柄)と、値上がりと値下がりの銘柄数は拮抗しており、小型株には安いものが目立った。

 17日の東京株式市場は朝方、売り買いが拮抗するスタートとなったものの、その後日経平均株価は一貫してプラス圏で推移し、後場後半には一段高に買われた。終値は、前日比149円13銭高の1万6745円64銭と反発した。

 日程面では7月の貿易統計、7月の工作機械受注に注目。海外では、米8月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、中国7月の主要70都市新築住宅価格動向に注目。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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