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2016年08月17日17時04分

【市況】17日の中国本土市場概況:上海総合0.02%安と続落、証券株さえない

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

17日の中国本土市場は弱含み。主要指標の上海総合指数は、前日比0.48ポイント(0.02%)安の3109.55ポイントと続落した。上海A株指数も下落し、0.51ポイント(0.02%)安の3255.33ポイントで引けた。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数は0.04ポイント(0.01%)安の355.24ポイント、深センB株指数は2.63ポイント(0.23%)高の1173.09ポイントで終了した。

深セン・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)実施が承認されたことを受け、好材料の出尽くし感が意識された。全体として上値の重い展開。指数は依然として約7カ月ぶりの高値圏で推移しているため、利食い売り圧力も残っている。もっとも、下値は限定的。直近の指標が総じて低調な内容だったことから、景気テコ入れ策に対する期待は根強い。現地ブローカーは最新リポートで、「金融当局が預金準備率を引き下げる可能性は高まっている」と指摘した。

業種別では、証券株がさえない。華泰証券(601688/SH)が2.1%安、中国光大証券(601788/SH)が1.0%安で引けた。不動産株も下げが目立つ。大手の金地集団(600383/SH)が6.9%下落した。銀行株や保険株、エネルギー関連株なども売られている。

半面、インフラ関連株はしっかり。中国交通建設(601800/SH)が3.2%高、中国建築(601668/SH)が2.3%高と上昇した。交通建設に関しては、海水淡水化で世界最大手のIDEテクノロジー(本社:イスラエル)に対し、同社が買収提案をしたもようと伝えられたことも好感されている。ハイテク関連株や軍需関連株も物色された。科学技術の研究・開発に注力させるための「第13次5カ年国家科技創新規画」が公表されたことを改めて材料視している。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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