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【通貨】外為サマリー:1ドル100円50銭台へ値戻す、NY市場で一時99円半ばの円高に

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=100円58銭前後と前日に比べ20銭強のドル高・円安で推移している。

 米利上げ観測の後退を受け、16日は急激なドル安・円高が進行し、ニューヨーク市場では一時、99円53銭と6月24日以来の円高水準をつけた。ただ、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が「9月の利上げはあり得る」と発言したことを受け、ドルへの買い戻しが流入。100円台に値を戻した。

 この日の東京市場に移ってからも、ドルへの買い戻しが流入し100円半ばへ上昇している。昨日まで日本はお盆休みで市場参加者が細るなか、投機筋によるドル売り・円買いが膨らんだ面もあるだけに、目先は投機的な動きが一服するとの見方もある。ただ、米利上げを巡っては強弱感が対立しており、今晩発表される7月下旬開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容が市場の関心を集めている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1280ドル前後と同0.0010ドル前後のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=113円45銭前後と同40銭前後のユーロ高・円安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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