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【材料】オプティム---第1四半期決算は大幅な増収増益で着地、通期でも2桁の増収増益を見込む。


オプティム<3694>は8月12日に2017年3月期第1四半期(2016年4~6月期)決算を発表。売上高が前年同期比35.6%増の7.98億円、営業利益が同84.9%増の2.12億円、経常利益が同85.0%増の2.12億円、四半期純利益が同91.5%増の1.35億円で着地した。

モバイル端末やPCの管理やセキュリティ対策を提供するソフトウェア「Optimal Biz」などのライセンス数が引き続き伸長。定額電子雑誌読み放題サービスの「タブレット使い放題・スマホ使い放題(タブホ)」も、提供雑誌数が445誌1100冊に到達し、順調に販売が拡大した。利益面では、開発費や人件費などの経費が増加したものの、増収効果によって吸収。営業利益率が前年同期比の19.5%から26.6%に高まり、大幅増益を達成した。

2017年3月期通期では売上高が前期比22.1%増の32.00億円、営業利益が同18.9%増の6.40億円、経常利益が同18.5%増の6.40億円、当期純利益が同50.0%増の4.34億円と見込む。第1四半期決算では通期計画を期初公表値のまま据え置いたが、通期計画に対する営業利益の進捗率は33.1%と良好で、業績の上振れが期待できる状況にある。

《TN》

 提供:フィスコ

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