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【市況】ZTEの上期スマホ販売台数は2800万台、16年目標の達成率47%


通信機器・設備メーカー中国大手の中興通訊(ZTE:763/HK)は今年上期、スマートフォンの販売台数が2800万台に達した。年間目標(6000万台)の47%を消化している。同社の張樹民・高級副総裁は「ほぼ計画通りの進ちょく」と説明した上で、引き続き販売に力を入れる方針を示した。香港メディアが16日伝えた。
ZTEはこの日、最新スマホ「Axon 7」を香港で発表。地元キャリアの和記電訊HD(215/HK)や家電量販チェーンの豊沢電器と提携し、販売を進めていく方針だ。同モデルは6月に中国本土、米国に先行投入しており、市場の反応も良好だという。
今後は香港を窓口に、東南アジア市場を積極的に開拓する考え。また、第4四半期(10~12月)に新製品の発表を予定している。
ZTEは自主ブランドの各種通信機器、端末を生産。中国移動(941/HK)、中国聯通(762/HK)、中国電信(728/HK)など、国内通信キャリアを大口顧客に持つ。4Gにも注力。国産3G規格「TD-SCDMA」を進化させた「TD-LTE」への対応を強化している。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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