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【市況】17日の株式相場見通し=押し目買いで自律反発、円相場にらみの地合い継続

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 17日の東京株式市場では、きのうまでの日経平均株価続落の後を受けて押し目買いの動きも予想され、全体相場は自律反発に転じることになりそうだ。前日の米株式市場で、NYダウ平均株価が反落したのに加え、外国為替市場で一時、1ドル=99円台半ばまで円高・ドル安が進行したものの、その後円高・ドル安に一服感が出ていることもあり、売りは限定的となりそうだ。17日早朝の東京外国為替市場では。1ドル=100円30銭台での推移となっている。

 16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比84.03ドル安の1万8552.02ドルと反落した。NY連銀のダドリー総裁が、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げについて、「可能と思う」と発言したことが報じられ、早期の追加利上げに対する警戒感が意識され利益確定売りが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前日比34.904ポイント安の5227.111と4日ぶりに反落した。

 日程面では、7月の訪日外国人客数、15日時点での給油所の石油製品価格、7月の日本製半導体製造装置のBBレシオに注目。海外では、7月26・27日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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