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【市況】米国株見通し:売り優勢展開のなかで原油、指標に注目

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2183.75(-2.25) (20:15現在)
ナスダック100先物 4819.25(-3.50) (20:15現在)

20:15時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。

15日の米株式市場は上昇。原油相場の上昇を受けて買いが先行した。その後も堅調な8月NAHB住宅市場指数が好感されたほか、ハイテク株にも買いが広がり、終日堅調推移となった。ダウ平均は59.58ドル高の18636.05、ナスダックは29.12ポイント高の5262.02。

グローベックスの米株先物は小安く推移しており、NYダウでは30ドル安程度を織り込んで推移している。欧州市場は小幅ながらも全般売りが先行しており、売り優勢の展開になりそうである。ただし、原油先物相場が1ドル46ドル台に乗せてきており、原油高が材料視されそうである。

また、米国の経済指標の発表では住宅着工件数(7月)、住宅建設許可件数(7月)、消費者物価指数(7月)、鉱工業生産指数(7月)、設備稼働率(7月)が予定されている。利上げ観測が後退するなかで、予想を上回る内容となれば、市場はこれを好感することになりそうだ。

《KK》

 提供:フィスコ

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