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【通貨】東京為替:ドル・円は100円46銭付近、戻りの弱い値動きを嫌気

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

16日午前の東京外為市場ではドル・円は100円46銭付近。戻りが弱い値動きが嫌気され、ドル売りが強まった。ドル・円は、101円20銭台で寄り付いた後、日経平均の下落を受け積極的な買いは手控えられた。その後も株価にらみの取引が続き、日経平均の下げ幅拡大の場面では、ドルは101円を割り込んだ。

その後、ドル・円はストップロスを巻き込み、一時100円53銭まで下落。米国株は主要指数が過去最高値を更新しているにもかかわらずドルは戻りが鈍いとの見方から、ドル売りが強まったようだ。ランチタイムの日経平均先物は下げ幅を拡大しており、目先は日経平均の下落や米債利回りの低下などの要因が重なるとリスク回避の円買いが拡大し、ドル100円割れが意識される展開となろう。

ここまでのドル・円は100円53銭から101円29銭、ユーロ・円は112円47銭から113円28銭、ユーロ・ドルは1.1178ドルから1.1191ドルで推移。

【要人発言】

・豪準備銀議事要旨(8月2日開催分)
「豪ドル高は資源ブームからの移行を複雑化させる可能性」
「低金利によって強い経済成長が支援される」
「8月2日の利下げにより成長とCPI見通しは総じて改善

《XH》

 提供:フィスコ

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