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2016年08月16日11時40分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:LINE、ラウンドワン、ケネディクス、森永

森永 <日足> 「株探」多機能チャートより
■LINE <3938>  4,795円  +365 円 (+8.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 LINE<3938>が連日の人気化。株価は4700円台に乗せ、7月15日の東京市場での上場初日につけた5000円に迫ってきた。ニューヨーク市場では15日に一時48.10ドルをつけ先月14日上場時の高値44.49ドルをいち早く更新している。LINEに対してアナリストが「強気」評価していることが株価の上昇要因となっている。例えば、みずほ証券は同社株の投資判断を「買い」でカバレッジを開始し目標株価を5200円としている。サービス多様化と広告の成長余地の大きさを評価。「世界的に株式市場で有力メッセージング企業の株価上昇が鮮明」とし、その中でも、LINEのバリュエーションには「割安感がある」と指摘している。同証券では16年12月期の連結最終損益は55億円の黒字(15年12月期は75億8100万円の赤字)と予想しており、18年12月期の同利益は384億円に拡大すると試算している。

■ラウンドワン <4680>  742円  +25 円 (+3.5%)  11:30現在
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が15日付でラウンドワン <4680> の投資判断「オーバーウエート(強気)」を継続し、目標株価を1160円→1260円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、想定以上に国内収益の出だしが好調なことに加え、人気機器の導入やイベント開催などテコ入れ策の奏功を見込み、利益予想を上方修正すると報告。風営法改正による夜のファミリー顧客の増加もプラス要因に挙げている。同証券では、17年3月期の連結営業利益を75億円→81億円(会社計画は60.6億円)、18年3月期を102億円→115億円にそれぞれ引き上げた。

■ケネディクス <4321>  467円  +15 円 (+3.3%)  11:30現在
 ケネディクス<4321>が反発。15日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「バイ」継続、目標株価を740円から820円へ引き上げた。新ファンド組成などによるAUM拡大に加え、REITなどへの物件売却が進展。これにより16年12月期は通期連結営業利益で会社側計画の93億円(前期101億1900万円)に対して従来予想の105億円から120億円へ、17年12月期を130億円から140億円へ引き上げている。

■ケーヒン <7251>  1,681円  +48 円 (+2.9%)  11:30現在
 SMBC日興証券が15日付でホンダ直系の部品メーカーであるケーヒン <7251> の投資判断「2(中立)」を継続し、目標株価を1600円→1800円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、第1四半期(4-6月期)実績を踏まえ、7月に前提為替レート変更(110円→100円/ドル)に伴い引き下げた利益予想を上方修正すると報告。円高によるマイナス要因を増産やそれに伴う合理化効果で吸収し、営業利益の会社計画を達成できると判断した。同証券では、17年3月期の連結営業利益を220億円→250億円(会社計画と同じ)、18年3月期を240億円→270億円にそれぞれ上方修正した。

■JIG-SAW <3914>  7,400円  +180 円 (+2.5%)  11:30現在
 JIG-SAW<3914>が上値指向鮮明、株価は底値圏で3陽連形成から7月5日の戻り高値7490円を上回り浮上気配を強めている。株価は5月から6月にかけて一部調査機関のネガティブなリポートが引き金となって急落を余儀なくされたが、その後は5000~6000円の底値ゾーンで売り物をこなしていた。10日に発表した16年1~6月期の業績が営業利益段階で8割近い増益をみせたことで一気に動意づいたかたちだが、これが天井の高さに着目した投機資金の食指を動かしている。電子デバイスに組み込みソフトを実装し自動監視や遠隔操作を行うシステムを展開、市場ではIoT関連の有力株として位置づけられており、英国のARエンジン開発のKudanとARセンシング技術の実用化に向けた共同研究に着手していることからAR関連株としての側面も加わっている。

■森永製菓 <2201>  791円  +17 円 (+2.2%)  11:30現在
 森永製菓<2201>が5連騰。株価は連日の年初来高値に買われている。10日に17年3月期の連結業績予想を増額修正し、営業利益を115億円から143億円(前期比25%増)へ上方修正したことを好感する買いが続いている。健康志向の高まりを受け、「ウイダーinゼリー」が好調。市場では、4~6月期の販売は20%強の伸びで7月も同水準の販売が続いているとみている。大手証券では、会社側の業績見通しは依然保守的として、今3月期の同利益は153億円と再増額修正を予想している。

■国際石油開発帝石 <1605>  863.5円  +17.3 円 (+2.0%)  11:30現在
 国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>など資源開発関連やJXホールディングス<5020>など石油元売りセクター、NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブルETN<2038>など原油市況動向とリンクするETNなどに買いが集まっている。ここ原油市況の上昇が顕著となってきた。直近では石油輸出国機構(OPEC)が9月の非公式会合で、供給過剰の解消に向け協議を行うとの思惑から、北米指標であるWTI原油先物価格が15日終値ベースで3日続伸、1ドル25セント高の1バレル=45ドル74セントと1カ月ぶりの高値をつけている。これを背景に前日の米国株市場ではエネルギー関連や素材関連株が上昇し全体相場を支えており、東京市場にもこの流れが波及している。

■グリー <3632>  505円  +10 円 (+2.0%)  11:30現在
 グリー<3632>が反発。この日の寄り前に、第1四半期(7~9月)業績予想について、最終損益を従来予想の収支均衡から90億円の黒字(前年同期比3.8倍)に上方修正したことが好感されている。同じく寄り前に、米国における100%子会社グリー・インターナショナルの全株式を米インターネットメディア事業を展開するロックユー(カリフォルニア州)に売却したと発表しており、関係会社株式売却益や為替換算調整勘定取崩益などの特別利益の計上を見込むほか、過去に計上した関係会社株式評価損および貸倒引当金繰入額が税務上認容される見込みとなり、税金費用などへの影響を考慮したとしている。なお、売上高135億円(前年同期比30.1%減)、営業利益10億円(同77.2%減)は従来予想を据え置いている。

■井関農機 <6310>  253円  +4 円 (+1.6%)  11:30現在
 井関農機<6310>が5日続伸。いちよし経済研究所が15日付のリポートで、レーティング「B」を継続し、フェアバリューを250円から260円に引き上げたことが好感されている。同研究所では、16年12月期下期は海外売上高のさらなる伸長で、営業利益予想を従来予想33億円から35億円(会社計画水準)へ引き上げた。また、足もとでは国内需要の持ち直しや、中長期的には東南アジアを中心とした海外展開の強化の進展に注目し、17年12月期は同38億円から39億円へ、18年12月期を同42億円から43億円へそれぞれ引き上げた。

■そーせいグループ <4565>  17,300円  +220 円 (+1.3%)  11:30現在
 そーせいグループ<4565>、新日本科学<2395>、ナノキャリア<4571>、テラ<2191>、メディシノバ<4875>、グリーンペプタイド<4594>、タカラバイオ<4974>などバイオベンチャー株が軒並み買いを集めている。市場は夏休み期間で全般相場が閑散状況にあり、主力株が手掛けにくくなっていることで、短期回転売買を主とする個人投資家資金が値動きの軽いバイオ関連セクターに向かっているようだ。市場では「為替や海外株の動向に左右されず日銀のETF買いも関係ない。銘柄も値幅に差異はあっても、動きが同一方向になりやすい点が短期資金に好まれやすい。欧州での特許査定という材料が出たグリーンペプタイドや、直近みずほ証券がレーティングを買いに引き上げたナノキャリアなどが、資金誘導の入り口になっている」(準大手証券ストラテジスト)という。

■ソニー <6758>  3,330円  +30 円 (+0.9%)  11:30現在
 ソニー<6758>が3日ぶり反発に転じている。全般相場は市場エネルギー不足のなかで主力株が手掛けづらく上値が重くなっているが、同社株は買い物を集め強さを発揮、8月1日の年初来高値3397円を視界に置く展開。4月の熊本地震の影響が懸念されたが、17年3月期1150億円の利益押し下げ要因となったもののマーケットは冷静に受け止め、大勢上昇波動を維持している。その背景にあるのは予想を上回る「プレイステーション4」の販売好調と10月発売の「プレイステーションVR」に対する期待だ。PSVRは仮想現実を体感できる端末で、人気タイトルを多く抱えている強みに加え、映画や音楽など幅広く著作権を充実させていることが同社の今後のビジネスの可能性を高めている。

●ストップ高銘柄
 シーエスロジネット <2710>  328円  +80 円 (+32.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ソフトブレーン <4779>  429円  +80 円 (+22.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 MRT <6034>  2,198円  +398 円 (+22.1%) 一時ストップ高   11:30現在
 ヤーマン <6630>  2,251円  +400 円 (+21.6%) ストップ高   11:30現在
 北川精機 <6327>  456円  +80 円 (+21.3%) ストップ高   11:30現在
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 メディビックグループ <2369>  61円  -50 円 (-45.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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