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【市況】日経平均は9円高でスタート、米株高への反応は限定的、ソフトバンクは年初来高値を更新/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16878.66 (+9.10)
TOPIX  : 1318.52 (+1.89)

[寄り付き概況]

 日経平均は小幅に反発して始まり、その後は前日終値を挟んでのこう着となっている。15日の米国市場では原油相場の上昇が好感され、NYダウ、ナスダック、S&P500いずれも最高値を更新。これが材料視されるものの、シカゴ日経225先物は大阪比変わらずの16870円だったほか、円相場は1ドル101円20銭辺りと、ほぼ横ばいで推移しているなか、米株高の反応は限られている。

 昨日7%超の上昇をみせていたソフトバンクグ<9984>は、利食い優勢で始まったものの、直ぐさま切り返しをみせており、連日で年初来高値を更新。トヨタ<7203>、LINE<3938>、三井住友<8316>、ソニー<6758>、そーせい<4565>、JIG-SAW<3914>、ファナック<6954>が堅調。半面、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、Vテク<7717>が冴えない。

 セクターでは、原油相場の上昇の流れを受けて、非鉄金属、鉱業、石油石炭が上昇。銀行、その他金融、鉄鋼、ゴム製品がしっかり。半面、食料品、水産農林、建設、小売、海運が小安く推移している。
《WA》

 提供:フィスコ

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