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【市況】東京株式(寄り付き)=買い先行、米株最高値街道に追随

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 16日の東京株式市場は売り買い交錯もやや買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比9円高の1万6878円と小反発。

 前日の米国株市場ではNYダウなど主要指数が揃って上昇し最高値を更新したことで、これに追随して主力株中心に買いが優勢となっている。WTI原油価格が上昇基調を加速させていることもリスクオンの流れを後押しする。ただ、今回の四半期決算発表でも明らかになったように、円高によるデメリットで17年3月期の企業業績は経常減益になる見通しが伝えられ、足もとの外国為替市場では1ドル=101円台前半の推移と円高警戒感がくすぶっていることが上値の重しとなる。市場エネルギーが低調で日経平均の上昇幅も限定的と見る声は強い。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種前後が高く値上がり上位に鉱業、石油、銀行、繊維、非鉄、化学など。 

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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