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2016年08月16日08時08分

【為替】今日の為替市場ポイント:日銀追加緩和への思惑でリスク回避の円買い抑制も

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

15日のドル・円相場は、東京市場では101円45銭から101円02銭まで下落。欧米市場でドルは一時100円87銭まで下げたが、101円28銭まで戻しており、101円24銭で取引を終えた。

本日16日のドル・円は、主に101円台前半で推移か。日本銀行による9月追加緩和への期待は持続しており、リスク回避的なドル売り・円買いは抑制される見込み。

15日発表された4-6月期国内総生産(GDP)一次速報値は、市場予想を下回る前期比年率+0.2%にとどまった。成長率は1-3月期の+2.0%から大幅に減速した。経済成長の予想以上の鈍化を受けて日本銀行による9月追加緩和への期待が広がっているようだ。

ただし、ドル・円の取引では米国の金利見通しを注目している投資家が多いようだ。米労働省が9日発表した4-6月期の非農業部門労働生産性は、前期比年率-0.5%となり、市場予想に反して低下した。

6月と7月の2カ月で非農業部門雇用者数は50万人以増えたものの、雇用創出のペースは2015年を下回っている。非農業部門労働生産性が改善しない場合、企業間で労働コストの増加を抑制する動きが広がる可能性があるため、年後半にかけて米雇用創出のペースは大幅に鈍化し、日銀が9月に追加緩和を実施してもドルの反発は抑制される可能性がある。

《WA》

 提供:フィスコ

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