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【通貨】来週の為替相場見通し=米経済指標次第で103円意識も

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、米景気回復期待を背景に上値を探る可能性がありそうだ。予想レンジは1ドル=101円50~103円50銭。

 米7月雇用統計が堅調な結果となり、一部米金融当局者が年内利上げの必要性に言及するなど、一時後退していた米利上げ観測が再度、盛り返している。市場は26日に予定されているイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソン・ホールでの公演に注目しているが、同公演に向け当面の米経済指標などへの関心が高まりそうだ。来週は15日に米8月NY連銀製造業景気指数が発表されるほか、16日に米7月消費者物価指数、米7月鉱工業生産、18日に米7月CB景気先行総合指数が予定されている。また、国内では15日に4~6月期国内総生産(GDP)が発表される。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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