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【経済】4-6月期GDP成長率は1%未満の低い伸びにとどまる見込み


 来週15日発表の4-6月期国内総生産(GDP)一次速報値は前期比年率+0.7%程度になると予想されている。今年1-3月期に続いてプラス成長になる見込みだが、成長率は鈍化する見通し。4-6月期における個人消費の伸びはほとんど期待できないことや、企業設備投資は低い伸びにとどまる可能性があり、経済成長の減速要因とみられている。

 閣議決定された事業規模28.1兆円の経済対策や日本銀行による追加緩和策への期待はあるが、中国経済の減速懸念は消えていないことや米雇用情勢のさらなる改善は期待できないとの見方も存在している。市場関係者の間では、経済対策の効果を勘案しても今年度の経済成長率は1%を下回る低い伸びにとどまるとの見方が増えているようだ。
《MK》

 提供:フィスコ

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