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【市況】日銀のETF買い入れに伴う需給要因からレンジ突破が意識されやすい/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16856.27 (+121.15)
TOPIX  : 1319.03 (+4.20)

[後場の投資戦略]

 日経平均は価格帯別出来高の膨らんでいる16600-16800円のレンジを捉え、上限レベルでの底堅さが意識されてきている。これまでも幾度か跳ね返されていた水準でもあり、楽観視は出来ないものの、日銀のETF買い入れに伴う需給要因が下支えとなるなか、レンジ突破が意識されやすいだろう。

 連休の谷間であるほか、来週は夏休みシーズンで参加者が限られるとみられ、いったんは利益を確定する流れが強まりやすい。しかし、日銀のETF買い入れによる需給が売り込みづらくさせるほか、押し目買い意欲が強まろう。16600-16800円のレンジを支持線に変えてくるようだと、売り方の買い戻しを誘い込む展開も意識されよう。(村瀬智一)
《MA》

 提供:フィスコ

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