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2016年08月12日08時52分

【市況】物色はポケモノミクスやフィンテック関連、シャープへは短期資金集中か/オープニングコメント

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

 12日の日本株市場は堅調な展開になろう。11日の米国市場では、NYダウ、ナスダック、S&P500指数が最高値を更新した。小売企業の決算が好感されたほか、原油相場の上昇なども材料視されている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の16860円となり、これにさや寄せする格好から買いが先行しそうだ。

 もっとも、夏休みシーズンで市場参加者が限られるなか、オプションSQ通過後はこう着感の強い相場展開にもなりやすい。日経平均は価格帯別出来高の膨らんでいる16600-16800円のレンジを突破しつつある。強弱感が対立しやすいところであり、積極的に上値追いを仕掛けてくる動きにはなりづらいところ。

 ただし、日銀のETF買い入れにともなる需給要因が売り込みづらくさせている。売り込みづらい需給状況のなか、レンジ突破からの一段高を意識した押し目買い意欲は強いだろう。また、日銀のETF買い入れに伴い、後場からの一段高を意識した資金流入も増えてきそうである。

 物色としては決算を手掛かりとした日替わり物色のほか、ポケモノミクス関連やフィンテック関連など。また、iPhone7の発表次期が9月7日になりそうだと一部報じられており、アップル関連など。その他、鴻海精密工業は、中国当局からシャープ<6753>への出資案に対する承認を受けたと報じられている。シャープへは短期筋の値幅取り狙いの資金が集中することになろう。
《AK》

 提供:フィスコ

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