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【材料】サイネックス---1Q営業利益57.7%増、ロジスティクス事業が好調

サイネックス <日足> 「株探」多機能チャートより

サイネックス<2376>は8日、2017年3月期第1四半期(16年4-6月)決算を発表。売上高が前年同期比16.6%増の29.53億円、営業利益が同57.7%増の0.64億円、経常利益が同60.7%減の0.28億円、四半期純利益が同77.7%減の0.08億円だった。

ロジスティクス事業では、子会社エルネットの郵便発送代行事業が代理店を中心にDM発送の受注が堅調。また、子会社サイネックス・ネットワークのポスティング事業も新規顧客を中心に順調に推移。出版事業では、官民協働による行政情報誌「わが街事典」を静岡県富士市や鹿児島県薩摩川内市などで新たに発行し、第1四半期末における累計の発行自治体数は前期末より36増え651となった。WEB・ソリューション事業については、子会社サイネックス・ワークの「わが街とくさんネット」等のeコマース事業が順調に推移、ふるさと納税制度の一括業務代行に関する協定締結自治体数も67となったが、ヤフーとの販売提携商品の代理店による取扱いの見直しにより受注減少。なお、スマートバリューとの業務提携により、自治体の子育て等の情報発信をウェブを活用した提案を開始。

17年3月期通期については、売上高が前期比9.2%増の130.00億円、営業利益が同9.6%増の7.20億円、経常利益が同11.5%増の7.20億円、当期純利益が同13.0%増の4.50億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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