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【通貨】NY為替:原油高などを意識してドルは堅調推移

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円17銭から102円06銭まで上昇し、101円96銭で引けた。増産凍結期待を受けた原油高を好感してリスク選好の円売りや米国債利回りの上昇に伴うドル買いが強まった。


ユーロ・ドルは、1.1182ドルまで上昇後、1.1136ドルへ下落して1.1137ドルで引けた。ユーロ・ポンド絡みの買いが優勢となったのち、欧米金利差の拡大に伴うユーロ売り、ドル買いが再燃。ユーロ・円は、株高に連れたリスク選好の円売りに112 円92銭から113円70銭へ上昇した。


ポンド・ドルは、1.2985ドルから1.2952ドルへ下落した。英RICSの市場価格調査で、7月住宅販売は2008年来で最低に落ち込んだほか、住宅価格も2013年4月以降ほぼ3年ぶりの低水準にとどまったため経済への懸念が広がりポンド売りが続いた。


ドル・スイスは、0.9711フランまで下落後、0.9755フランへ上昇した。

《MK》

 提供:フィスコ

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