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【通貨】8月11日のNY為替概況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円17銭から102円06銭まで上昇した。

増産凍結期待を受けた原油高に連れリスク選好の円売りや米国債券利回りの上昇に伴うドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.1182ドルまで上昇後、1.1137ドルへ下落した。ユーロ・ポンド絡みの買いが優勢となったのち、欧米金利差の拡大に伴うユーロ売り、ドル買いが再燃。ユーロ・円は、株高に連れたリスク選好の円売りに112 円92銭から113円70銭へ上昇した。

ポンド・ドルは、1.2985ドルから1.2952ドルへ下落した。英国王立公認測量士学会(RICS)の調査で、7月住宅販売が2008年来で最低に落ち込んだほか、住宅価格も2013年4月以降ほぼ3年ぶりの低水準にとどまったため経済への懸念が広がりポンド売りが続いた。

ドル・スイスは、0.9711フランまで下落後、0.9755フランへ上昇した。



[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:26.6万件(予想:26.5万件、前回:26.7万件←26.9万件)・米・失業保険継続受給者数:215.5万人(予想:213.3万人、前回:214.1万人←213.8万人)・米・7月輸入物価指数:前月比+0.1%(予想:-0.4%、6月:+0.6%←+0.2%)

《KY》

 提供:フィスコ

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