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【市況】米国株見通し:原油安受けて売り優勢の展開意識も

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2179.25(+1.75) (20:10現在)
ナスダック100先物 4795.00(+3.25) (20:10現在)

20:10時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。

9日の米株式市場は上昇。欧州市場が全面高となった流れを受けて買いが先行。6月卸売在庫が予想を上振れ緩やかに上昇したものの、原油相場の下落を受けて上げ幅を縮小し、その後は上値の重い展開となった。ダウ平均は3.76ドル高の18533.05、ナスダックは12.34ポイント高の5225.48。

グローベックスの米株先物は小動きに推移しており、NYダウでほぼ変わらずの水準となっている。欧州市場は小幅ながらも全般売り優勢の展開となるなか、方向感の掴みづらい相場展開になりそうだ。また、原油先物相場が時間外で小安く推移していることも不安材料になるだろう。やや売り優勢の展開が意識されそうだ。

アジア市場はインド、上海なども下げており、上海では不動産関連が軟調だった。一方で米経済指標では、MBA住宅ローン申請指数が先ほど発表され、前週比7.1%上昇だった。前の週は-3.5%だったこともあり、好材料視される可能性はありそう。その他、JOLT求人件数(6月)、財政収支(7月)の発表が予定されている。

《KK》

 提供:フィスコ

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