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【材料】ロゼッタが大幅続伸、バイリンガルクラウドソーシングを手掛けるエニドアを買収

ロゼッタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ロゼッタ<6182>が大幅続伸。9日の取引終了後、バイリンガルクラウドソーシングを手掛けるエニドア(東京都千代田区)の株式を取得し、完全子会社化すると発表しており、業容拡大への期待感から買いが入っている。

 エニドアは、世界中のバイリンガル人材を擁したクラウドソーシングサービス「Conyac」を展開している企業。一方、ロゼッタはプロ翻訳者による「翻訳通訳事業」、機械翻訳による「MT事業」、両者の中間形態であるプロ翻訳者と機械の協働による「GLOZE事業」の3段階の技術進化ステージをカバーする翻訳事業を展開しているが、エニドアの「Conyac」は、ロゼッタの「GLOZE事業」と「MT事業」の中間に位置していることから、今回の買収によって翻訳業務の技術進化ステージ網羅へのラストピースが埋まると判断したという。

 なお、完全子会社化は、ロゼッタがエニドアの普通株式とA種優先株式を7億3200万円で取得して、議決権割合で50.12%を所有し、その後、9月1日を効力発生日とする株式交換により、残る全株式を取得する。また、同件による業績への影響は現在精査中としている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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