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【市況】日経平均は65円安でスタート、決算を受けてブリヂスや資生堂が売られる/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16699.08 (-65.89)
TOPIX  : 1311.98 (-5.51)

[寄り付き概況]

 日経平均は3日ぶりに反落してスタートした。9日の米国株式市場は、欧州株高や6月卸売在庫の予想上振れで緩やかに上昇したものの、原油相場の下落を受けて上げ幅を縮小し、NYダウは3ドル高となった。一方で、為替相場は1ドル=101円台後半まで円高に振れて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の16680円となり、東京市場ではこれにサヤ寄せする形で売りが先行している。
 売買代金上位では、トヨタ自<7203>、小野薬<4528>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>などが軟調。上期決算と通期予想の下方修正を発表したブリヂス<5108>が5%安となっているほか、決算を受けて資生堂<4911>や第一生命<8750>が売られている。一方、ソフトバンクグ<9984>、三井住友<8316>、ファミリーM<8028>、花王<4452>などはしっかり。第1四半期決算を発表したダイキン<6367>は3%、リクルートHD<6098>は5%の上昇。バイオ株のPD<4587>も商いを伴って上昇している。前日急伸した任天堂<7974>はもみ合い。
 セクターでは、ゴム製品が大きく下落しているほか、証券、倉庫・運輸関連業が下落率上位。反面、上昇しているのは建設業、機械など4業種のみとなっている。
《FA》

 提供:フィスコ

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