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2016年08月09日11時45分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ブラザー、HUG、五洋建、任天堂

ブラザー <日足> 「株探」多機能チャートより
■日本合成化学工業 <4201>  855円  +150 円 (+21.3%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 日本合成化学工業 <4201> が連日ストップ高。5日、同社に対して三菱ケミカルホールディングス <4188> 子会社の三菱化学と三菱化学ヨーロッパがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表したことが引き続き買い材料視された。TOB価格は1株910円で本日もこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買付期間は8日から9月20日まで。予定通りTOBが実施された場合、同社株は上場廃止となる見込み。

■ブラザー工業 <6448>  1,501円  +229 円 (+18.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 8日、ブラザー <6448> が17年3月期の連結税引き前利益を従来予想の450億円→485億円に7.8%上方修正したことが買い材料視された。想定以上に円高が進み売上は計画を下回るものの、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業を中心に販促費の抑制やコスト削減を進めることで採算が大きく改善する。なお、通期の前提為替レートを1ドル=110円→105円に、1ユーロ=125円→115円に変更した。

■日機装 <6376>  840円  +103 円 (+14.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 8日、日機装 <6376> が発行済み株式数(自社株を除く)の4.05%にあたる300万株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。 買い付け期間は8月9日から10月31日まで。また、9月30日付で、買い付け株数と同数の300万株を消却する。同時に決算を発表。16年12月期上期(1-6月)の連結経常損益が2.4億円の赤字となり、従来の30億円の黒字予想から一転赤字で着地したが売り材料視されなかった。

■HUG <3676>  3,375円  +340 円 (+11.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 8日、ハーツユナイテッドグループ <3676> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の5.2億円に急拡大して着地したことが買い材料。ソーシャルゲーム市場の拡大を背景に、主力のデバッグ事業でゲーム向け不具合検出の受注が拡大したことが寄与。マーケティング支援など付加価値の高いサービスの提供による採算改善も大幅増益に貢献した。同時に、9月末割当で1→2の株式分割を実施すると発表。流動性の向上や投資家層の拡大を好感する買いも向かった。

■シノケングループ <8909>  2,219円  +180 円 (+8.8%)  11:30現在
 8日、シノケングループ <8909> [JQ] が決算を発表。16年12月期上期(1-6月)の連結経常利益は前年同期比19.6%増の46.2億円に伸び、従来予想の39億円を上回って着地したことが買い材料視された。個人投資家向けに投資用マンションの販売が大きく伸びたことが寄与。建設工事請負や不動産賃貸管理の収益拡大も増益に貢献した。通期計画の71億円に対する進捗率は65.2%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■日本製鋼所 <5631>  500円  +38 円 (+8.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 8日、日本製鋼所 <5631> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比4.1倍の36.3億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。高精細パネル製造装置やフィルム・シート装置の販売が好調だった産業機械事業が収益を牽引した。電力・原子力製品などの販売増加に加え、減価償却費が減少したことも利益拡大に貢献した。上期計画の50億円に対する進捗率は72.7%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■五洋建設 <1893>  569円  +35 円 (+6.6%)  11:30現在
 8日、五洋建設 <1893> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比71.1%増の67.8億円に拡大して着地したことが買い材料視された。海外土木工事を中心に高水準な手持ち工事が順調に進み、11.8%の大幅増収を達成したことが寄与。受注単価の上昇による工事採算の改善なども大幅増益に貢献した。上期計画の93億円に対する進捗率は73.0%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■日本新薬 <4516>  5,210円  +240 円 (+4.8%)  11:30現在
 8日、日本新薬 <4516> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比4.7倍の41.3億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。前立腺肥大症治療薬や骨髄異形成症候群治療薬の販売が好調だったうえ、肺高血圧症治療薬「セレキシパグ」に係る一時金・ロイヤルティ収入も寄与し、23.3%の大幅増収を達成した。上期計画の33.5億円を既に23.5%も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■任天堂 <7974>  22,270円  +990 円 (+4.7%)  11:30現在
 任天堂<7974>が続急伸。一時2万3000円大台替え目前まで買われ、時価総額ベースで3兆2000億円台まで回復、前日と合わせ2日間で時価総額は約3000億円強増加した。株価は「ポケモンGO」の国内配信が行われる直前の7月19日に期待感から3万2700円まで買われたが、その後は急速な調整を余儀なくされていた。ポケモンGOの同社業績に与える影響が限定的であるとのリリース開示に加え、低調な第1四半期決算、周辺機器として収益寄与が期待された「ポケモンGOプラス」の発売延期など、ネガティブ材料が相次いだことが下げを助長したが、2万円台を割り込まずにソーサーボトムを形成、ここにきて売り一巡感が出ている。証券系調査機関の評価は概ね強気を維持している点も強みで、直近8月5日にはみずほ証券が投資判断「買い」継続でフォロー(目標株価3万1000円)するなど、上値の可能性が再び意識されている。また、任天堂の株価上昇を受けて、サノヤスホールディングス<7022>、イマジカ・ロボット ホールディングス<6879>、日本マクドナルドホールディングス<2702>、Hamee<3134>、エレコム<6750>、ハピネット<7552>などポケモン関連株に位置づけられる銘柄群も軒並み再動意の展開をみせている。

■藤田観光 <9722>  377円  +14 円 (+3.9%)  11:30現在
 藤田観光<9722>が大幅続伸。8日の取引終了後、16年12月期の連結業績見通しについて、売上高を700億円から695億円(前期比8.6%増)へ下方修正した一方、営業利益を10億円から18億円(同46.2倍)へ、純利益を3億円から5億円(同15.6倍)へ上方修正したことが好感されている。上期において、訪日外国人数の急増とともに、宿泊利用単価の大幅な上昇が宿泊部門の収益を押し上げたことが要因だという。なお下期は、訪日外国人数の伸び率は緩やかなものになり、宿泊利用単価は当初予想並みに推移すると想定している。同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高322億2500万円(前年同期比6.5%増)、営業損益4億3800万円の赤字(前年同期8億4500万円の赤字)、最終損益1億9900万円の黒字(同8億2400万円の赤字)だった。宿泊利用単価の上昇が、新宿ワシントンホテル本館の改修工事やホテルグレイスリー那覇およびホテルグレイスリー京都三条北館の開業に伴う費用増を吸収した。

■コナミホールディングス <9766>  3,850円  +130 円 (+3.5%)  11:30現在
 コナミホールディングス<9766>が5日ぶりに反発。開催中のリオデジャネイロオリンピックにおいて、体操男子団体総合で日本男子が3大会ぶりに金メダルを獲得したことが好材料視されている。体操男子団体総合には、傘下のコナミスポーツクラブに所属する内村航平選手や加藤凌平選手、田中佑典選手などが出場。体操熱の高まりとともに、子ども向け「運動塾」の会員増なども期待されている。

■LINE <3938>  4,200円  +125 円 (+3.1%)  11:30現在
 LINE<3938>が4日続伸。同社は先月中旬に東証とニューヨーク市場に同時上場を果たしたが、ここへきて国内外の有力証券がレーティングを発表している。ドイツ証券は8日、同社株のレーティングを新規「バイ」とし目標株価を4800円に設定した。同証券では、LINEは「ソーシャルメディアとして急成長する間際にある」と指摘。特に、同社は広告メディアとして若い顧客層に強みを持つ点などを評価。LINEの国内デジタル広告の市場シェアは15年の3%が17年までに8%に拡大すると予想している。また、みずほ証券も8日、同社株の投資判断を「買い」でカバレッジを開始した。目標株価は5200円としている。「サービス多様化と広告成長余地の大きさ」を指摘。同社は世界同業比較でサービス多様化と収益化で先行しているとみているほか、世界的に有力メッセージング企業の評価が上昇するなか、同社のバリュエーションには割安感があるとみている。

■アドヴァン <7463>  853円  +24 円 (+2.9%)  11:30現在
 8日、アドヴァン <7463> が配当方針を変更して、17年3月期から期末に加え上期も配当を実施すると発表したことが買い材料視された。従来無配としていた17年3月期の上期(4-9月)配当を13円実施。下期配当は従来計画の25円→13円に減額するが、年間配当は従来計画の25円→26円(前期は25円)に増額となる。発表を受け、利益還元機会の充実と実質増配を好感する買いが向かった。

■サンフロンティア不動産 <8934>  1,018円  +28 円 (+2.8%)  11:30現在
 8日、サンフロンティア不動産 <8934> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.5倍の34.6億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。付加価値の高い中規模オフィスビルを販売したことで、主力の不動産再生事業の収益が急拡大したことが寄与。第1四半期だけで通期計画の82億円に対する進捗率は42.3%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■マルハニチロ <1333>  2,559円  +69 円 (+2.8%)  11:30現在
 マルハニチロ<1333>が高い。同社が8日取引終了後に発表した17年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が2125億5200万円(前年同期比1.3%減)と小幅減収ながら、営業利益は72億3900万円(同2.6倍)、最終利益は44億3700万円(同2倍)と高変化を示した。冷凍食品の販売が好調なほか、北米の鮭鱒(さけ・ます)事業の回復などが寄与した。通期営業利益180億円(前期比6.1%増)に対する第1四半期時点の進捗率は40%に達している。

●ストップ高銘柄
 アストマックス <7162>  291円  +80 円 (+37.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 チャームケア <6062>  2,330円  +400 円 (+20.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 極楽湯 <2340>  903円  +150 円 (+19.9%) ストップ高   11:30現在
 ユニマRC <9707>  688円  +100 円 (+17.0%) ストップ高   11:30現在
 フュートレック <2468>  766円  +100 円 (+15.0%) ストップ高   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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