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2016年08月09日10時07分

【経済】韓国免税店で中国人“爆買い”規制導入か、ターゲットは「代理購入」


韓国関税庁はこのほど、同国が国内の免税店各店で中国人によるバッグや腕時計、化粧品などの“爆買い”を規制することを検討していると明かした。一定数以上の購入を禁じる内容となっている。基準数量が多いため、個人の観光客よりもむしろ、中国国内で人気の「代理購入」を行う業者をターゲットにした対策とみられる。北京青年報が5日付で伝えた。
韓国メディアの報道によれば、新たな規制が導入された場合、客1人が韓国の免税店で買うことができる数量は、リュックサックと腕時計で計10点まで、同一ブランドの化粧品や香水で計50点までに限られる。一般の旅行者が買う数量にしては多いことから、中国の顧客が欲しがる商品を格安に韓国で代理購入する業者がターゲットとみられる。
昨年、韓国の免税店の売上高は総額81億4300万米ドル(約8310億円)。このうち中国人による購入額は52%を占めている。中国人の代理購入業者による購入額がどれほどの規模になっているかは不明だ。ただ、韓国当局は国内で販売されている免税品が違法なルートで流通することや、一部の人に買い占められていることの悪影響を懸念している。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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