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2016年08月09日08時06分

【材料】持田製薬---17年3月期は薬価改定響き2ケタ減益見込む、次世代の柱構築に向け積極投資。

持田薬 <日足> 「株探」多機能チャートより

持田製薬<4534>は、医療用医薬品を中心とした製薬会社。高脂血症・閉塞性動脈硬化症治療剤が主力。循環器・救急・産婦人科・皮膚科・精神科の5領域を中心に独自性の高い医薬品を開発販売。後発品事業の拡充を推進し、将来的に後発医薬品の売上高200億円を目指す。スキンケア製品の開発を手掛けるヘルスケア事業も展開。

17年3月期は売上高が前期比1.4%減の910.00億円、営業利益が同34.2%減の80.00億円、純利益が同31.3%減の56.00億円を計画。薬価改定が逆風だが、抗うつ剤及び後発品等の伸長を見込む。次世代の柱構築のための研究開発投資を積極化。年間配当は40円減の110円を予定。7月29日発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比8.2%増の245.08億円、営業利益が同4.6%減の41.17億円、純利益が同2.4%増の32.75億円で着地。研究開発費の増加を主因として販管費等が増加し、営業減益。利益面の進捗率は50%超だが、通期計画については期初の公表値の変更はなし。

同社は、中期経営計画を始動。「選択と集中による、リソースの戦略的再配分」、「営業力強化による新薬等への注力」、「次世代の柱構築のための継続的な投資」の3つが重点課題。研究・開発から製造・販売までのグループ総合力を結集して医療・健康ニーズに応え、持続的成長に向けて収益構造を再構築する考えだ。長期的にはグローバルにも認められるスペシャリティファーマを目指す。

《TN》

 提供:フィスコ

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