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【通貨】NY為替:米7月LMCI改善で年内利上げを織り込むドル買い

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円66銭まで上昇したのち、102円36銭へ反落し、102円45銭で引けた。先週米労働省が発表した米7月雇用統計に続き、米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した7月労働市場情勢指数(LMCI)も予想以上の改善を示したため年内の利上げを織り込むドル買いが一段と強まった。その後、株式相場が下落に転じたことに連れたリスク回避の円買いが観測されており、ドルは伸び悩んだ。


ユーロ・ドルは、1.1088ドルから1.1072ドルへ下落し1.1083ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測に伴うユーロ売り、ドル買いが継続。ユーロ・円は、113円76銭へ上昇後、113円45銭へ下落した。


ポンド・ドルは、1.3060ドルから1.3028ドルへ下落した。英米金利差の拡大観測に伴うポンド売り、ドル買いが優勢となった。


ドル・スイスは、0.9814フランから0.9842フランへ上昇した。

《MK》

 提供:フィスコ

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