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2016年08月08日16時55分

【市況】8日の中国本土株式概況:上海総合0.9%高と反発、石炭・鉄鋼株に買い

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

8日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比27.58ポイント(0.93%)高の3004.28ポイントと反発した。約2週ぶりに節目の3000ポイント台を回復している。上海A株指数も上昇し、28.92ポイント(0.93%)高の3145.01ポイントで引けた。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数は1.79ポイント(0.52%)高の346.13ポイント、深センB株指数は6.77ポイント(0.59%)高の1156.23ポイントで終了した。

「供給サイド改革」の進展期待が追い風。過剰生産問題を抱える関連銘柄に買いが入り、全体の相場を押し上げた。政府系メディアの人民日報が7日、中国は「強い経済刺激策」を打ち出すことはないとの評論記事を掲載したことなどを嫌気して序盤は売られたものの、買いが徐々に優勢となっている。取引時間中に公表された7月の貿易統計で、輸出の改善傾向が確認されたこともプラス材料だ。

業種別では、石炭株と鉄鋼株の上げが目立つ。エン州煤業(600188/SH)がストップ高、馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が3.9%高で引けた。鉄鋼・石炭業界の減産が十分に進んでいないため、当局は8月中旬以降に調査チームを中国全土に派遣する??と伝えられたことが材料視されている。自動車株も高い。7月の自動車販売増を手がかりに、広州汽車集団(601238/SH)は3.4%上昇した。軍需関連株やITハイテク関連株、非鉄株、建材株も急伸。発電やガスの公益株、ゼネコンや発電設備のインフラ関連株、不動産株、金融株、消費関連株が幅広く物色された。

(亜州IR)

《MT》

 提供:フィスコ

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