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【経済】政治から読み解く【経済と日本株】生活・小沢氏(事務所):安倍政権と日銀そのものが最大のリスク


生活・小沢氏(事務所)は「日銀が先日金融政策の総括的検証を行う方針を発表した直後、市場では日銀が国債買入れを減額するとの見方が浮上、長期金利の急騰を招いた。副総裁が「金融引締めは考えられない」と述べ、火消しに躍起になるなど滅茶苦茶な展開になっている。もはや安倍政権と日銀そのものが最大のリスクになっている。」とツイート
(8/4)。


日本銀行は9月の金融政策決定会合で、現在の金融緩和策を総括的に検証する。日銀の岩田副総裁は4日に行われた講演で検証について「最適な金融政策を探すということだ」と述べており、現行の金融政策の枠組みの見直しを行う可能性があることを示唆した。ただし、「金融緩和の手を緩めることはありえない」と明言しており、日銀は2%物価目標の達成に向けてあらゆる策を検討していくとみられる。国債買い入れの増額などを柱とする量的緩和策の拡大も想定されることから、長期債と超長期債の利回り上昇は当面抑制されるとみられる。ただし、出口戦略についてそろそろ検討すべき時期に来ている。「出口戦略を検討している」と公表する必要はないが、おおよそすべての金融政策には終わりがある。日銀の「戦線拡大」は楽観視できない。

《MK》

 提供:フィスコ

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